耐震豆知識 耐震診断・耐震工事

耐震豆知識
ポイント1
「建物の形」

建物の平面・立面の形を単純で、まとまりのよいものが最良です。
単純な形は、耐震性だけでなく、風圧にも強く、耐久性にもすぐれています。
また、平面に凹凸がある建物は、注意が必要です。
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ポイント2
「基 礎」

●外壁の下部と主要な間仕切り壁の真下に、全体が連続一体化したも のにします。
●布基礎、またはベタ基礎とし、一体の鉄筋コンクリート造りとします。
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ポイント3
「アンカーボルト」

基礎と土台を強力に固定する重要なポイントです。
取付位置は、
①筋かいの上端部が取り付く柱に接近した土台。
②合板等を使った耐力壁の両端の柱に接近した土台。
③土台切れの箇所、土台の継手、仕口箇所の付近。
④その他、約2,7m以内の位置
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ポイント4
「土 台」

耐久性の高いヒノキ、ヒバなどを使いますが、必ず防腐・防蟻処理したものを使います。
また、アンカーボルトで布基礎にしっかり固定します。
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ポイント5
「白アリ対策」

土台には耐久性の高いヒノキ・ヒバなどに防蟻処理(地盤からの高さ1m以上の部分まで薬剤塗布)したものを使います。
床下が湿った状態にならないよう床下換気口は5m以内ごとに、大きさは300c㎡以上にしましょう。
地域によっては土壌処理をするが、ベタ基礎を造って地中からの白アリの侵入を防ぎます。
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ポイント6
「 床 」

床の隅角部には、火打ち材(斜めの材)を入れて床面がゆがまないようにします。
床下地板として構造用合板等を張ると、床面強化に大きな効果があります。
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ポイント7
「 柱 」

屋根や床などの重さを土台や基礎に伝える重要な部材ですから、必ず決められた太さ以上のものを使いましょう。
柱の位置は、柱が負担する重さが各々の柱に均等になるように配置し、上階の柱はできるだけ下階の柱にのせます。
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ポイント8
「耐力壁(筋かいのある壁)」

建物の外周は、耐力壁線で囲まれるようにします。また、上階と下階の耐力壁線は、できるだけ一致させましょう。
 耐力壁の配置バランスが悪いと、地震時に建物がねじれて変形したり、壊れたりするおそれがあります。
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ポイント9
「筋かい」

筋かいは向きが異なるものが一対になるように入れます。
筋かいは、土台、柱、桁、梁からはずれないように、接合金具でしっかりとめます。
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ポイント10
「屋 根」

屋根の四隅に火打ち材を入れて全体がゆがまないようにします。
屋根下地に構造用合板等を張ると、屋根構面を固めるのに大きな効果があります。